6月第1週のチラシで紹介した「板さん直伝・旨味が活きる煮ツブ」の作り方ですが、
実は記事を書いたワタクシ本人も作ったことがなかったので、
本当にちゃんと美味しくできるか検証してみました!…チラシ配布した後に(笑)
**********【材料】
・ツブ 1kg
煮汁:
・水 600ml
・醤油 大4(60ml)
・酒 大4(60ml)
・みりん大2(30ml)
・昆布(あれば)10cm
※お好みでしょうが1かけを刻んで入れると臭みが取れる
※水の量に対して醤油1/10、みりん1/20程度が目安
**********【作り方】
6月4日開催の朝市で買ってきましたよ!
小・中が売り切れていたので、1kg950円の大サイズ。確かに大きい!
①まずボールに入れ、水でよく洗います。凹凸があるので、ブラシ状のもので汚れを摺り落としました。
この段階で、アクはあまり出てきませんでした。
臭みが気になる方は、一度湯通ししてから改めて煮汁で煮ると良いみたいです。
②鍋に移して、分量どおりの調味料と水、しょうがを加えます。
③レシピに書き忘れましたが、アルミ箔で落としブタをします。
始め強火で煮立たせます。白い泡がたくさん浮いてきましたので、お玉ですくって取りました。
次第に、煮汁に粘りけが出てきて吹きこぼれそうになりますので、火加減を中火~弱火にして調節。
煮たって15分で火を止めて煮汁に浸けたまま冷まします。
**********【唾液腺(アブラ)の取り方】
ツブ貝には中毒症状を起こす「唾液腺」(江差ではアブラと呼んでいます)があります。
1~2個程度でしたら食べても症状が出るということは特にありませんが、
沢山食べる場合は取り除かなければ酒酔いに似た中毒症状が起こります。
食べながら取ってもよいですが、
お客様にお出しする場合や、子供さんが食べる場合はあらかじめ取り除いておく方がベストです。
竹串で身を貝から外します。この時、後ろの方の巻いてある柔らかい内臓部分がちぎれないよう慎重に。
(内臓部分も美味しく食べられますが、苦手で食べない方も多いです。)
ちょうど竹串の先で刺してある黄色く透けている部分がアブラです。
左右対称に2箇所あり、身のヒラヒラに隠れているので、箸や手でめくります。
薄皮にすっと切れ目を入れて、小さいフォークや竹串などで押し出すように取ります。
取り除いたら、また元通り貝の中に戻しておきます。
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いかがでしたでしょうか。簡単ですよね!…え、味ですか?
とっても美味しくできましたよ~!
塩加減もちょうど良く、冷蔵庫で寝かせた翌日も味が染み込んでしっとりして、子供たちにも大好評でした。
江差ではただ今ツブシーズン真っ盛りですので、ぜひ沢山食べて江差の味覚を満喫してください^^