北海道檜山地方の農村部で作られている郷土料理の「ふきんこ汁」はチャミセの看板メニューです。
桧山特産のメークインで作ります。具沢山にしてメインのおかずとしてどうぞ!
**********【道具】
・摺り下ろし金(目が荒いもの と細かいもの)
・袋状に縫った綿の手ぬぐい
**********【材料】
・じゃがいも 特大5個~
・片栗粉
・醤油味の汁物(昆布とカツオの出汁に人参・大根・ゴボウ・豚肉・舞茸等の具を入れて煮て、醤油・みりん・酒で味付け)
・ネギ(斜めの薄切り)
**********【作り方】
1.じゃがいもを洗ってピーラーで皮を剥き、水を張ったボールに浸けておく。
2.別のボールに水を張り、いもを荒い摺り下ろし金で摺る。小さくなったら細かい目の
下ろし金に変えて最後まで摺る。※いもが変色しないよう常に水に浸ける。
4.空のボールに袋状の手ぬぐいのせ、摺ったじゃがいも入れて布巾で包み、水分を手でぎゅ———-っと強く絞る。
※絞り足りないと崩れやすいため何度もよく絞る。量によって何度かに分ける。
5.絞った後のじゃがいもを空のボールに移す。
6.絞って出た水分は静かに置いておき、澱粉を沈殿させ、上澄みの水を捨て澱粉を取る。
7.絞ったいもに澱粉を入れ手でこねる。水分が多くまとまりが悪いようなら、片栗粉を加えてさらにこねる。沸騰したお湯で丸めた餅を試し茹でし、崩れない固さまで調整。
8.餅を直径2.5cmの薄い円盤状に丸め、沸騰させた汁物に入れて浮いてくるまで煮て、最後にネギを入れてさっと煮たら完成。